微生物やバイオマスあるいは天然物を使ってウランやトリウム、プルトニウム、希土類元素、核融合や電池にも有用なリチウム、貴金属で先端産業にも有用な金などを水圏から回収する研究を行って来ました。
現在は、カドミウム、クロム、金、希土類および福島原発で問題になっているセシウム、コバルト、ストロンチウムの除去・回収について研究を行っています。
微生物を使って、生体内酸化を抑え、種々の病気の原因になる物質の生産を阻止する物質の生産や、化学的には酸化が難しいアルキル基末端メチル基の微生物酸化に関 する研究も行っています。

微生物やバイオマスあるいは天然物をを用いた水圏からの有用および有害金属イオンの除去・分離・回収

「発酵」による「体によい」食品素材や、化学的に反応しにくい物質の微生物酸化による物質の変換

教授

鶴田 猛彦
専門分野

微生物工学、有機化学
主な担当科目

生命環境科学概論、生命環境科学導入デザイン、基礎化学Ⅱ、有機化学、生命環境科学基礎演習Ⅱ、生物有機化学、食品製造学、生命環境科学実験Ⅰ、生命環境科学演習Ⅱ、生命環境科学セミナー、卒業研究

主な設備機器

誘導結合プラズマ発光分析装置(ICP)、誘導結合プラズマ-質量分析装置(ICP/MS)、原子吸光分析装置、ガスクロマトグラフ-質量分析装置(GC-MS)、紫外可視分光光度計、微生物細胞破砕機(マルチビーズショッカー)、フラクションコレクター、

フラボノイド化合物を用いた水溶液からのクロム(VI)の還元除去及び微生物を用いたCr(III) としての回収
微生物を用いた水溶液からのディスプロシウムとネオジムの分離の試み
柿渋ゲルを用いた水溶液からの金の吸着と還元による除去とチオ尿素を利用した回収
微生物を用いた水溶液からのセシウム、コバルト、ストロンチウムなどの除去

T.Tsuruta and T. Hatano, Removal and Separation of Metal Ions from the Chromium Plating Wastewater Using Persimmon Gel and Immobilized Microbe, Processing, Properties, and Design of Advanced Ceramics and Composites II, pp. 339-352, 2017.

T. Hatano and T. Tsuruta, Recovery of Chromium(III) from Aqueous Chromium(III) Using Arthrobacter nicotianae Cells, Advanced in Microbiology, Vol. 7, 487-497, 2017.

T.Tsuruta and T. Hatano, Adsorption of Chromium (VI) and Desorption as Chromium (III) from the Aqueous Chromium (VI) Solution Using Persimmon Gel,Solid State Phenomena, Vol. 262, pp 687-691, 2017

T. Tsuruta and T. Hatano, Removal of Chromium from Chromium(VI) Solutions by Adsorption and Reduction Using Immobilized Persimmon Gel, Journal of Environmental Science and Engineering A 4 (2015) 522-531.