生命環境科学科では、地域・社会の要求に応えるため、農林・水産・畜産等の生産現場から食品・化学製造業及び品質管理・分析技術者など、生命・食品及び環境分野で活躍する環境調和プロセス技術者の育成を教育目的としています。

この目標を達成するために、「生命・食品コース」と「環境化学コース」の2つのコースを設置し、生命科学を基礎として食品科学および環境科学へ発展的に展開し、環境負荷を抑えた化学工学プロセス技術に至る教育を実践します。
また、どちらのコース履修学生も「海洋学プログラム(海洋生態)」を選択可能であり、陸上のみならず海洋を含めた生命科学を学ぶことができます。

1 .生命・食品コースの教育目的
生命科学、食品科学を中心に学び、それを基礎として生物・食品・環境について科学的に理解し、バイオテクノロジー、自然環境保護、食品製造に必要な専門知識と応用展開能力を身に付けます。
バイオテクノロジーを利用した医薬品や食品の創製、自然環境調査などで活躍できる理科系人材の養成を目指します。

2 .環境化学コースの教育目的
環境化学、環境工学、化学工学を中心に学び、環境保全に関わる化学プロセスを科学的に理解し、環境分析や環境にやさしいものづくりに必要な専門知識と応用展開能力を身に付けます。
水域・大気・土壌の化学分析、環境浄化システムの開発などで活躍できる技術者の養成を目指します。