放送大学「環境と生物~種差海岸で考える~」開講しました!

posted in: お知らせ | 0

 2017年より、6月~7月の大きく潮が引く週末に種差海岸インフォメーションセンターにおいて開講している放送大学の面接授業「環境と生物~種差海岸で考える~」、今年は6月17日(土)、18日(日)に通算6回目の開講を迎えることができました。今年は、東北や関東だけでなく、兵庫県や京都府、三重県、北海道などからも受講生が集まってくれました。

 本講義は、放送大学青森学習センター(石川善朗 所長)の授業ですが、青森県環境政策課の助成事業「令和5年度大学によるSDGsの考え方等を取り入れた環境人財育成事業」の一環としても開催されました。講義を通じて受講生の皆さんからご提供いただいた植生の写真や海藻標本は取り纏めて事業の成果として報告させていただく予定です。

 海藻試料の採集については、深川修一部会長をはじめ八戸市南浜漁業協同組合深久保部会の皆様にご協力いただきました。ここに記して感謝の意を表します。今年度本講義の補助学生は田中研究室4年小笠原優花さんと坂本明日翔さんが担当してくれました。

なお、本講義は、来年2024年度にも開講する予定です。(講義担当:田中義幸)

植生観察の様子
ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)
スカシユリ
磯における海棲生物の観察
補助学生による海藻標本作成の実演