平内町の「迷子のハクチョウ」ドローンで発見しました!

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8月29日(木)に平内町浅所海岸において、平内町白鳥を守る会の田中会長、三津谷副会長にもご協力いただき、海草の一種であるコアマモの分布調査としてドローンを用いた上空からの撮影や、定点観測を実施しました。
その際、平内町白鳥を守る会より依頼を受け、迷子になっているハクチョウをドローンで捜索しました。対象のハクチョウは、羽根に怪我をしてしまったために3月にシベリアに帰ることができず平内町に残留した個体で、これまで同会のメンバーに見守られていましたが、最近行方不明になってしまっていたものです。以前ハクチョウが見られた複数の場所に案内していただき、ドローンで上空から撮影したところ、幸運にも白鳥を発見することができました。同会の皆様方も安心されたようで、私たちも少しはお役に立てたことを嬉しく思っております。

この活動は、NPO法人バードリサーチが主催する「調査研究支援プロジェクト」の助成を受けて実施したものです。
(生命環境科学科 3年 甲田聖志郎、 土木建築工学科 2年 吉田龍平)

ドローンを活用した迷子の白鳥「平成君」捜索の様子は、10月17日(木)の朝日新聞朝刊に掲載いただきました。
記事は 【 朝日新聞デジタル 青森)ハクチョウの「平成君」たった一羽の半年間(2019年10月17日)】 の一部として公開されています。ご興味のある方は、あわせて閲覧いただけましたら幸いです。

海草分布調査の様子
ハクチョウ捜索の様子
ドローン画像、中央の白い点が白鳥
ドローン画像、1分ほど後、水辺から上陸