八戸市博物館のインターンシップに参加させていただきました。

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 8月7日(水)~11日(日)の五日間、八戸市博物館のインターンシップに参加させていただきました。私が八戸市博物館のインターンシップを志望した理由は、広報活動に携わることができる仕事に興味があったからです。私は昨年の学園祭において広報用のパンフレットを作成しました。仲間と話し合ってどんなデザインにするか案を出し合い、1つの作品を作り上げる達成感を得ることができました。その経験から広報の仕事に興味を持ち、地元八戸の歴史を学びながら、多くの市民にその価値を伝える現場で経験を積ませていただきたいと考え、志望しました。

初日は博物館内や史跡の見学をしました。二日目、三日目は民俗資料の保存処理を実施しました。昔使われていた荷車などの資料に防腐剤とサビ止め液を塗りました。資料は古い時代の貴重なものばかりで、十分に注意して作業しました。四日目は史跡フィールドワークの補助をしました。市民の参加者4名と講師の方と共に、昭和の根城周辺の写真を元に同じ場所を巡り、地元八戸に親しむというイベントでした。五日目はフィールドワーク報告展示の準備をしました。他のインターンシップ生と話し合いながら、館内に展示するパネルを作成しました。幸運に恵まれ、希望していた広報の職務にも関わらせていただくことが出来ました。

インターンシップでは、大学では経験できない事をたくさん学ぶことができました。また、社会人としての心構えを学び、社会の厳しさを実感することができました。この経験をこれからの就職活動にも活かしていきたいと思います。学芸員の山野友海さんをはじめ八戸市博物館の皆さまには、この様な機会を与えていただきましたことに深く感謝いたします。写真は、巡回指導ご担当の本学創生デザイン学科の安部信行先生に撮影・ご提供いただきました。ここに記して感謝の意を表します。

(生命環境科学科3年 名久井 彩花)

八戸市博物館 外観
展示準備の様子