ビール製造実習を行いました。

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 8/31~9/1の2日間にて、3年生がビール製造実習を行いました。本実習で作るビールは、副原料を用いない麦100%のビールです。装置のライン上に多数配置されたバルブやポンプの操作による製品の加熱、ろ過、冷却、原料である麦芽の糖化のために酵素をうまく機能させるための温度管理、さらには製品に含まれるエキス分の濃度測定による発酵状態の確認など多岐にわたる操作を行うことで、ものづくりにおけるバイオ資源利用、工業プロセスの扱いを実際に体験する実習で、食品衛生管理の考え方も学びます。

 製造したビールは1ヶ月半ほど熟成させた後、3年生自身がその色、香り、味を調べる官能試験を行ない、自分たちが製造したビールの評価をすることになります。

麦芽を投入
煮沸窯内の液量を正確に測定
各種酵素反応の停止確認
投入した酵母を観察