平内町「ひらないカレッジ」にて浅所小児童による白鳥観察記録について講演しました!(8月12日:報道情報追加)

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8月4日(水)に平内町教育委員会生涯学習課が主催する「ひらないカレッジ」において「ふるさと歴史講座~浅所小学校白鳥観察記録と浅所海岸の環境~」というタイトルで講演させていただきました。この講演は、「八戸工業大学公開講座」としても開講しました。
論文共著者である平内町白鳥を守る会の三津谷武志 会長ならびに小形正樹 副会長にも、経緯や思いを語っていただくことが出来ました。
会場には、教育委員会が保管する、浅所小学校児童達よる手書きの観察日誌を年代順に並べて展示いただき、参加者の皆さんに手に取って閲覧してもらうことが出来ました。参加者の中に、白鳥の個体数記録を担当していた「もと小学生」の方がいらっしゃり、ご自身の記録した日誌を懐かしそうに眺められていました。長期にわたる高頻度の生物個体数変動に関する観察記録の価値が高いことを直接伝えることができたことを嬉しく思っています。なお、参加された皆さん達の写真の本HPへの掲載は、ご本人たちの了承を受けています。

本講演の様子は以下の様に報道いただきました。
青森テレビ:8月4日 わっち!!News 「平内町の児童が55年連続 ハクチョウの観察記録」
東奥日報:8月12日朝刊 「白鳥観察「価値高い」 八工大・田中教授が講演」

なお、2月に公開された学術論文やその報道についてはこちらをご覧ください。
(講演担当:田中義幸 生命環境科学科)

 

講演の様子 白鳥を守る会 三津谷会長
白鳥を守る会 小形副会長 観察記録閲覧の様子
観察に使われていた双眼鏡(1965年頃) インタビューの様子